日記になっているのかも怪しい、単なる戯言集。

きっとまた、空を飛び、鎌取さんはやって来る。
『オトノハコ』で完全に岩岡ヒサエにハマった。
岩岡ヒサエ作品で今刊行されているのは
『しろいくも』『花ボーロ』『夢の底』『土星マンション』『オトノハコ』。

昨日書いたとおり品揃えが中途半端なジュンク堂で
『しろいくも』『花ボーロ』を購入。
『夢の底』は置いてなかった。
『土星マンション』は1巻だけなかった。

『ちょびっツ』の2巻だけ何処にも無いのは何かの陰謀ですか。
七並べのストップ的なあれですか。



『しろいくも』 岩岡ヒサエ
2005年1月 IKKI COMIX(小学館) 619円(税別)

逝ってしまったおばあさんが残した
たったひとつのもの――
それを慈しむおじいさんと犬の静かな時間。
表題作「しろいくも」を含む、
鮮烈な“ものがたり”全14作を収録。
伝えたい情景を豊かに描く新鋭著者の初単行本。


「「むかしむかし」」「マタ今度ネ」「こあくまとよる」「骨董屋さくら堂」
「しろいくも」「ヒミズの丘」「夢の国」「ぶどう摘み」「おウチに帰ろう」
「はなのはなし」「花の咲く道」「たまごの水」「ホッピーズベア」「「在るところへ」」
の14作を収録。
1作1作がとても短めなのでさくっと読めます。
デビュー作なのでまだ絵が少し不安定だったり
内容が抽象的過ぎたりというのもあるけれど、
どれもどこか不思議でほんのりのんびりした良いお話たち。
少し怖いものもあれば、泣きじゃくるようなお話まで。



『花ボーロ』 岩岡ヒサエ
2006年1月 IKKI COMIX(小学館) 619円(税別)

先生、生徒、給食センターの人、元不良、
駄菓子屋のお姉さん、小さくて大きな幼い心……
「学校」という場所に集う人、ひとりひとりに
愛を込めて綴られた佳作よみきり短編集。
じんわり染み込む全10作を収録。


「教室の兎」「オトノハコ」「学びの庭」「ウチマス」「坂の上」
「夜の王国」「悩める先生」「かまとりさんは空を飛ぶ」「童」「花ボーロ」
の10作を収録。
前作『しろいくも』の時のような未熟さは完全になくなり、
絵も内容も素晴らしい、とか偉そうなこと言ってる私は何者なんだと。
2番目の「オトノハコ」は単行本『オトノハコ』のスピンオフ短編。
……と勝手に感じたのは私が単行本『オトノハコ』から読んでるからで、
実際には「オトノハコ」が先で、単行本『オトノハコ』はその後発表された続編。
でも自分みたいに逆から読んでも楽しめます。
個人的には「坂の上」が一番好きかな。
完全にジャケ買いだった岩岡ヒサエ作品ですが、
素晴らしい漫画家に巡り合えて幸せ。

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